2009年08月16日

リンク集変更と「理解」について

■リンク集を少し変更
旧試での勉強方法が結構書いてあるブログを追加しました。
このブログよりも何倍も参考になるんじゃないかなと。

■「理解」の多義性
司法試験の勉強を始めてから7年目になるが、「理解」の大切さを耳がタコになるほど聞かされている。教授や弁護士、受験生まで幅広く使われている言葉であるが、具体的に「理解」の意味内容やその獲得方法についての説明を受けた事はない。むしろ、人によって使い方が異なっているので、かなり混乱している。


リンク集に追加した、「司法試験・G答案改造計画」に「理解」についての考察が少し書いてあったので、読んでみた。

そんで、結論から言うと、試験で問われる「理解」とは、『記憶した情報を問いとの関係で、出題者の意図していた形で表現できている状態のこと』をいうのではないかと。
そして、「情報の記憶無しには、試験で必要な『理解』は得られない」というのが個人的な意見です。



以下では、テキストでの知識獲得から問題分析・解答作成までの思考過程を書いてみる。下で使っている「把握」って言葉も多義的だと思うので、説明が難しい。。。


@インプットの場面(知識獲得の場面)
・文字を認識、言語の把握
・文章の論理構造を把握
・文章内の情報の存在を把握
・当該情報の典型的な適用場面(運用方法)の把握
・他の情報との相互関連性の把握(相違点や位置付けの把握)

→ここでの「把握」とは、記憶(暗記)作業のことだと思う。相互関連性とか体系的位置付けとか、「理解」の一要素として説明される場合もあるけど、これらも一つの情報であり、脳のデータベースに入れるべき対象なんだと思う。なぜ記憶の対象とすべきかというと、相互関連性や体系的位置付けなどの情報が過去問で繰り返し問われている事項だと思うから。「暗記主義」とか「機械的記憶」とかいう批判は、これらの情報が不足した状態を批判するものなのではないでしょうか。

Aアウトプットの場面(問題を解いて解答を作成する場面)
【問題分析】
・問題文に書かれている文字、言語を把握
・問いと、脳内データベースにある情報との関連性を把握
 ※記憶している情報とどこが同じでどこが違うのかという検証作業
【解答作成】
・書くべき情報の種類・順番・表現方法を選択
・手を動かす

→【問題分析の段階】では、問いと脳内のデータベースに記憶してある情報との検証作業が上手くいかなければ、問いから出題者が意図した事項を把握することができない。これは、「理解」していない、と評価される状態だと思う。
【解答作成段階】では、上記検証作業が上手くできている状態にあることを採点者(読者)に正確に伝達できなければ、「理解」していない、と評価されてしまう。

→上記アウトプット段階での「理解」とは、必要な情報を「記憶」していることを前提としているため、「記憶」の延長線上にある状態のことを意味しているのではないかと、個人的には考えている。

とまぁ、かなり長々と書いてみたけど、単なる「暗記」ではなく「理解」が大事だと言っている人たちに対して、「どんな意味内容で暗記とか理解とか言っているのか」ってことを説明してもらいたいイライラが最近とても溜まっているんだよね。
posted by yu at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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