2009年09月25日

深い考察と淡々答案

「答案に『深い考察』がないと点が伸びない。」
「淡々と処理していく方が点が伸びる。」

上記、一見相反するアドバイスを耳にした。
そこで、どのような答案を目指すべきか考えてみたいと思う。


本試験には、淡々と事案から問題点をピックアップできるかという設問、既存の概念の射程を論じさせて修正を迫る設問や、出題者が予定していなくても深い考察が評価される設問などが出題され、深い考察と淡々処理のどちらか一方だけが出題されるわけではない。

また、深い考察と淡々処理が両方求められる設問の場合、深い考察の配点と淡々処理の配点の大きさによって、最終的な答案の評価が変わってくる。そのため、「どちらを優先した方が点が伸びるのか」を受験生が現場で判断することは難しい。

ちなみに、深い考察と淡々処理の一方だけの思考で答案を作成するとと以下のようなリスクがあると思う。

まず、深い考察は時間がかかり他の項目を処理できなくなるおそれがある。これは私がやりがちなミスである。また、「深い考察」と自分が考えていても、採点者がそのように理解・評価しない限り、点は入らない。

他方、淡々処理だけだと、淡々処理自体簡単な設問(受験生の多数がミスなくできるレベル)で深い考察が求められているのに、無視した場合、大きな配点を失うおそれがある。淡々処理も難しいが深い考察も求められる場合でも同じく失点リスクはあるが、相対評価なのでリスク自体少ないと思う。


ここで、淡々処理の方がリスクが少ないので、特殊性を無視して淡々処理だけ考えるという方法論もあるが、リスクが少ないか否か、「深い考察」の配点がどのぐらいなのか受験生には不明なので、時間が許す限り特殊性を無視しない方がいいと思う。ただし、淡々処理を犠牲にしてまで特殊性に喰らい付くと、配点項目落としの危険が高いので、やはり淡々処理の優先順位を高くしていくべき。


以上のようにダラダラ考えてきたが、

「どのような問題が出たとしても、淡々と処理できる実力をまず身に付けて、深い考察ができるだけの余裕を作り出す」

このスタンスが理想的ではないかなと、思う。
posted by yu at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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